昨日はさいたまクリテの為に来日したペテル・バコッチ(Petr Vakoč) 選手と彼女のバーラ・プルードゥコヴァ(Barča Průdková)さんを京都に案内しました。
ペテルはエティックス・クイックステップに所属する選手で、クラシックのブラバンツ・ペイルに勝っていて、アルデンヌ・クラシックを狙える若手NO.1の選手と言われています。
彼女のバーラはMTB選手でワールドカップを走っていて、ロードでもカタールの世界選手権に出場しています。
そんな世界のトップレベルで走る選手を元クライアントの山村明徳選手が京都に連れて来て下さいました。
ペテルは寺社巡りが好きで、特に日本庭園や竹林が好きだそうです。
オフシーズンとあって自転車の話はすすんでする感じではなかったですが、彼のプロ生活について少し話を聞いてみました。
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・さいたまクリテの印象はいかがでしたか?
「昨年に続いて2回目の来日ですが、全てがオーガナイズされていて素晴らしいですね!ファンもみんな好意的に接してくれて日本が大好きです。最後のレースから5週間も経っていて、来日前にキューバに遊びに行っていたのでレースはとても苦しかったです(タイムトライアルで優勝)。」
・今年のシーズンを振り返っていかがでしたか?
「今年の出来には満足しています。いくつかのヒリー・クラシック(丘陵地で行われるクラシックレース)では良い成績を収めたし、何よりチームの居心地が素晴らしい。チームが用意してくれたレースプログラム(※)も自分に合っていましたね。」
※大きなチームでは各選手の特性に合わせてレース参戦予定を組み、パフォーマンスが最大限発揮されるようにプログラムします。
例えばヒリー・クラシックを狙うバコッチは1月のダウンアンダーから始めて、丘陵地を多く含むヴォルタ・ア・カタルーニャを経てアルデンヌ・クラシックを狙います。プロの場合、レースは自身で選べないのでチームのレースプログラムが合っているかどうかで狙うレースのパフォーマンスが変わってきます。
・来年の目標はいかがですか?
「自分はヒリークラシックが合っているので、今年と同じように春のクラシックを狙って行きたい。世界選も頑張りたいですね。」
・パワートレーニングはしていますか?
「はい。パワーをベースにトレーニングを組み立てています。今年はパワーメーターの4iiii(フォー・アイ)がスポンサーについてくれました。パワーベースのトレーニングを行うのにパワーメーターは不可欠ですが、彼らは毎月アップデートした製品をチームに供給して技術開発をしてくれました。性能には満足していますし、安価なことも良いと思います。」
・好きな選手は居ますか?
「ピーター・サガン。彼はファンサービス、パフォーマンス共に素晴らしい。人間的にも良い人ですね。フルームもサガンと同じように最近はファンサービスに努めています。マーセル・キッテルも人間的に素晴らしいですね。人々が時に激しい印象を持つカヴェンディッシュも実際には楽しく良い人です。」
・もし世界中どこでも走れるとしたらどこをサイクリングしたいですか?
「ヒマラヤなんか良さそうですね! レースで行けないようなところを走ってみたいです。」
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少し雨がパラついた後、後ろには虹が現れ嬉しそうでした。
彼らの来シーズンを応援したいと思います。