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マッテオ・ヨルゲンセンのインタビュー

ツール・ド・フランス第9ステージでラスト50kmからの大逃げを見せたマッテオ・ヨルゲンセン(モビスター)
まだ24歳の若手で、今年オマーン総合優勝、ロマンディーで総合2位と大躍進を遂げている選手です。

FLO BIKE(フローバイク)での彼のインタビューが印象的だったのでご紹介します。

「登りは完全な静けさの中を走った。
身体、心と向き合う時間だった。

ファンも居ない。無線も切れていた。だからウッズに抜かれるまで彼が来ているのは知らなかった。

12%の登りはウッズの領域。だから早目に行った。自分がやれることをやった。
モホリッチやカンペナールツが一緒に来てくれたら良かったけど、1人で麓で1分は厳しかった。

でも自分のしたことを誇りに思う。今回は上手く行かなかったが、いつかは」

ステージ優勝を狙うのに彼が選んだ戦術は、登りの能力が高いウッズやパウレスに対して麓で先行しておくこと。
タイム差を削りながら頂上まで行くことでした。

相手の強さを見抜き、自身の長所を活かし、やれることをやるというプロらしい戦い方ですね。

インタビューも含めて素晴らしいレースでした。

Peaks Coaching Group – Japan
中田尚志

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[クライアント募集] 医学生に学ぶパワートレーニング 西寅太郎コーチ

Peaks Coaching Group Japan に新しいコーチが加わりました。
西寅太郎(にし とらたろう)コーチです。
 
現役時代はタデイ・ポガチャル、ヤン・ポランチとチームメート。
現在は宮崎大学医学部で学ぶ傍ら後進の指導にあたっています。
 
西コーチの指導にご興味のある方はぜひお問い合わせ下さい。
 
 
 
お問合せはコチラ!
☆を@に代えて送信お願いします。
 
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西寅太郎コーチについて
高校生の時、交換留学先のデンマークで観たサイクルロードレースに一目惚れし、帰国後18歳で自転車競技を始める。
2015 BonneChance 飯田
2016 Neilpryde 南信スバル
2017 Interpro Cycling Academy
2018 Ljubljana Gusto Xaurum (Slovenia)
とステップアップし、Jpro ツアー, ヨーロッパツアーをはじめ国内外のレース経験を持つ。
 
2015年からパワーメーターを用いたトレーニングを行い、PCGのコーチに師事した経験もある。
現在は国立大学医学部所属の医学生であり、現役時代の経験と、医学生として学んだこと(生理学、栄養学など)からのアプローチで、クライアントの競技力を伸ばす。
選手時代から続けていたウェイトトレーニングが趣味で、コンディショニング、レジスタンストレーニングの指導も可能。
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中田尚志
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スプリンターのギア

サム・ベネット 55 x 11-30t
ティム・メリエー 56 x 11-30t
マーク・カベンディッシュ 56 x 11-30t
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トラック競技から始まった大ギア化はロードにも波及してきました。
 
大ギア化の理由は同じギア比だとギア歯数が多い方がチェーンの屈曲が小さくなり駆動抵抗が減るからです。
ビッグギア・プーリーと同じ理屈です。
 
以前はローが25t程度でしたからチェーンリングを大きくするとローが重くなりすぎました。しかし、現在は多段化で30t以上を使えるようになり問題は無くなりました。
 
またインナーとアウターの歯数差がありすぎると、以前は変速に支障が出ました。
しかし現在は電動変速などの技術が進み、トラブルが起きにくくなったのも大ギア化が進んだ理由でしょう。
それにしても大きいギアですね。