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[パワーメーター] Quarq クオルク

クオルクSRAM傘下にあるパワーメーターのメーカーです。
 
社長のジム・マイヤーはマサチューセッツ工科大学で学んだ秀才で、自身のトレーニングの為にパワーメーターを自作しました。
彼は18ヶ月かけて最初のパワーメーターを完成させました。
そこでパワーメーター業界に参入することに決めクオルクを設立。
 
最初の売上が入るまで実に2年半も収入が無かったと言います。
 
ジムは言います「起業家に投資するのは3種類の”F”たちだ。ファミリー、フレンド、フール(バカ)だ。自分は家族のバックアップで事業継続が出来た。」
 
ジムは親と義父の土地建物を抵当に入れて資金を調達したと言います。
 
写真は2014年のインターバイクの展示会で撮影したもの。
ハンターがクオルクのブースで当時最新だったWKO4を説明しているところです。彼は黎明期のクオルクをジムからもらってテストしていました。
 
当時はパワーメーター業界への新規参入が相次いだ時代でした。
一昔前にはSRM, パワータップの2社しかなかったメーカーが1年程度の間に12社に増えたのです。
 
この時すでにクオルクは多くの人に認知されていましたが、それでもまだ参入後6年程度しか経っていませんでした。
現在は姿を消してしまったメーカーも多くありますが、クオルクの製品は精度と耐久性が高く、信頼出来るパワーメーターとして今も愛されています。
 
パワーメーター業界に参入する企業の多くはガレージカンパニー(家の車庫)からスタートしています。
それぞれに夢のあるストーリーがあって興味深いですね。
 
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白星のランビー

京都府木津川市のサイクルショップ白星(ハクセイ)様のブログにトラック世界選手権の写真をご採用頂きました。
 
白星のランビー笑
 
グラベルバイクの素晴らしいところは一台で何もかもこなせるところですね。
 
 
グラベルはもちろん、ロードタイヤを履かせたらロードトレーニングをすることが出来ますし、MTB的走りをすることも出来ます。さらにはキャンピングに使うことだって出来ます。

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ケイレブ・イワンの空力測定

 

写真は2014年末に行われたケイレブ・イワンの空力測定。
翌年にワールドツアーデビューを控え、様々なスプリントポジションで空気抵抗を測定したようです。
 
現代の自転車競技は空気抵抗との闘いと言って良く、スピード域の高い平坦路では全ての走行抵抗の90%以上を空気抵抗が占めます。
その為、特に小さい選手は多少パワーを犠牲にしてでもエアロ効果の高いポジションを採用する場合があります。
(エアロ効果で30-50W程度削減できるとすると、2,000Wを出すような大柄選手よりも1,300W程度で勝負する小柄な選手の方がエアロ効果の割合が大きい為)
 
アマチュアはまずは最大パワーが出せてハンドリングの自由度が高いポジションを追求すべきですが、プロは高いハンドリングスキルと乗車姿勢の基本が完成しているので、彼のようにエクストリームなポジションを採用している選手も居ます。
興味深いですね!
 
Peaks Coaching Group – Japan
中田尚志
 
 

This, for me, is a special post. It’s a selection of 10 shots of Caleb Ewan during wind tunnel testing at Monash…

RIDE Mediaさんの投稿 2020年7月1日水曜日