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目標を紙に書こう!

新年に入り気持も新たにトレーニングを再開した方も多いのではないでしょうか?


ハンター・アレンがお勧めするのは「目標(ゴール)を紙に書いて貼っておくこと」です。

紙に書くことで、今年クリアしたいことが明確になりますし、見えるところに貼っておくことで日々ゴールを見失わずに生活することが出来ます。

 

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ゴールは何でも良いですが、決めるにあたっていくつかのポイントはあります。

 

ゴールの決めかた

・現実的であること
・具体的であること
・時間が加味されていること
・肯定的な表現を使うこと

更に短期・中長期のゴールを設定できるとベストです。

「4月までにFTPを20W上げる!」
「◯◯のレースに勝つ!」

実現の可能性が少なくとも50%以上ある具体的な目標を立てましょう。
「今年のツールで優勝する!」とか「無茶苦茶強くなる」のような実現の可能性が無かったり、具体性のない目標ではダメです。
ここまで行かなくてもこういった目標を立ててしまうことはままありますから注意が必要です。

目標を書いたら次は実現するための方策を考え実行に移して行きます。

 

FTPを20Wのパワーアップしたいなら・・・

パワー=トルク x スピード
-トルクを上げるためにウエイトトレーニングを行う。
-スピードを上げるためにトラックに入る。

-エアロビックな能力を上げるためにエンデュランスから始めてSST/Tempoを中心にした走り込みを行う。

など。

 

目標を決めると行動予定が決まってきますから、実現の可能性が増えていきます。

皆様の2019シーズンが実り多いものになるように願っています!

 

Peaks Coaching Group – Japan
中田尚志

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今日のワークアウトは42日後に実を結ぶ CTL

「あなたが今日行うワークアウトは42日後のFTPに影響する」ハンター・アレン

 

Your CTL(Chronic Training load) is based on your last 42 days of training. That means, what you do today will impact your FTP on Feb. 12.

 Hunter Allen  on Dec 27.2018

 

CTLは過去42日間のTSSの積み重ねです。

フィットネスは概ね過去42日間のワークアウトの結果から築かれることからCTLは考案されました。

別の言い方をすると今日行うワークアウトは42日後のあなたを形作ると言えるわけです。

 

1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言われ一年の内でもこの3ヶ月はあっという間に過ぎます。

毎日のワークアウトを大切にそして無事に過ごすことが来シーズンを充実させてくれます。

 

Peaks Coaching Group – Japan 
中田尚志

 

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[トレーニング] フリシュクネヒトのトレーニング

 

MTBのコーチとして大成功をおさめているスイスのニコが考案したトレーニング。

 

行っているのはSCOTT-SRAMのトップ選手、アンドリ・フリシュクネヒト。

飛び抜けたバランス感覚の中でパワーで要求される競技だけにこういったトレーニングは効果が高いと思います。

 

実際に選手が競技のシーンをイメージしながら出来るのも良いですね。

ビデオのバックに映っているモトクロスのトレーニングも取り入れている選手は多いです。

ちょっと日本でおこなうにはハードルが高いかもしれませんが有効だと思います。

モトクロスは自転車よりもスピード域が高い分、動体視力が要求されますし、重量がある分、コントロールするには腕力ではなくバランス感覚が要求されます。

これらがバイクコントロールのスキルを高めるからです。

 

最近のMTBはスピード&パワー勝負なので、冬の間CXとサーキットで筋力や体を作っていく方法はオーソドックスです。

雪や雨が多い地域の選手は長時間のロードワークが難しいのも理由のひとつです。

雪や雨の中で「FTPワーク 3×20分!」をやるのは辛く難しいですし、もしやっても精神的・体力的な消耗が大きいですが、CXなら1時間苦しみつつ素晴らしいFTPトレーニングになります。

また同時にスキルや筋力も鍛えることが出来ます。

 

ところで私の知る限り世界のトップ選手のトレーニングと言っても何も最先端の機材を使ってビックリするようなトレーニングをしていることは稀です。

殆どの選手とコーチはあるものを活かしながら手作りでトレーニングを行っていることが多いですね。

 

選手の地元に素晴らしく機材の揃ったジムがあるわけではないからです。

 

ただそこに経験のあるコーチがいて科学的な根拠があるだけです。

 

日本のロード乗りがこれらのトレーニングとCX / MTB(もしくはトラック)を行ったら、レースの落車件数は半分ぐらいに減るんじゃないかといつも思います。

 

Peaks Coaching Group – Japan

中田尚志