ベルリン・ベロドロームは、最大観客収容数が12,000人もあるにも関わらず外から見ると一体どこにあるか分からない不思議な建物です。
半地下にあるために見た目はベロドロームだと全く分かりません。
また不思議なことに地上にはベロドロームと表すような看板がありません。
1997年にスポーツコンプレックスとして建設され隣にはプールやテニスコートがあり、屋上は公園になっています。
トラック世界選に関しては1999年以来、約20年ぶりの2度目の開催とのことでした。
(1)驚きの設備
このベロドローム、驚くことにコンサートや他のスポーツイベントの時は一部の走路が格納され観客席が表れます。
さらに驚くことにインフィールドにプールやテニスコートを設置することも出来ます。
湿度の管理を厳正に行わないと走路が反ってしまう木製走路内にプールを作ってしまうというアイデアに驚きました。
このバンクは移動式にも関わらず世界記録を連発するようなスムーズな路面です。
20年ほど前に東京ドーム内に設置されたトラックで走ったことがあるのですがクセが強く継ぎ目で跳ねるのでお世辞にも良いトラックとは思いませんでしたので、どうやってスムーズな繋ぎ目を実現しているのか興味があります。
流石ドイツの技術といった感じですね。
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中田尚志
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