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[Covid-19] コロナによる自粛中のトレーニング基本方針

自転車界も大きな影響を受けているコロナウイルスですが、少しづつ自転車選手はどうすべきかの情報も出てきましたのでシェアして行きたいと思います。

まだ分からないことが多く今後対策法は変更になることもありえます。また国や地域によって対策法は異なりますので信頼できる最新の情報を選択するようにして下さい。

コロナ対策の基本方針(USACの場合)

・パニックにならない(出来る対策をするのが大切)

・クラッシュしない(病院のリソースを使わない)

 

・6フィート(1.8m)以上離れる

 

・飛沫や接触で感染するので移動は要注意

・免疫を下げるほどキツイトレーニングはしない。

   (疲労を溜めない)

・出来るだけ人混みを避ける

・レース再開に向けてフィットネスレベルは維持

しておく

・再開まで持たないほど調子を上げる必要はない。

イメージとしては冬の足を作るトレーニングを続ける感じです。
今の時間を活かして弱点強化やベース作りをしておきましょう。

自転車上での感染対策

・トレーニングは続けよう!(心身の健康を保つ為)

・不特定多数のグループライド・レースは控えよう。

・手を洗おう。石鹸で20秒手を洗うと菌を不活性化

させることが出来る。

アルコール消毒も有効

・顔を触らないでおこう。

(コロナ・ウイルスはプラスチックの表面で72時間

生きることが分かっている。たとえば前の日に感染

者が咳をした机の表面を触った手で顔に触れれば感

染してしまう可能性がある)

・一人で走るのは大丈夫。渡航歴のない数名で走る

のもおそらく大丈夫

コロナは人から人へうつるので、人の居ない場所へ行けば感染のリスクは減ります。(いわゆるソーシャル・ディスタンス)
ですので森の中を一人もしくは感染していない少人数で走るのは実はコロナ感染防止に有効だとロション医師は言っています。

ただ週末に沢山トレーニングし、翌日疲労した状態で出社し風邪がうつった経験は多くの社会人レーサーがしていると思います。
いくらトレーニングが安全だと言っても免疫を下げるのは危険です。
多くのレースがキャンセルになっているこの時期に長時間のビッグライドや激しいトレーニングをするのは賢明ではありません。

参考にした情報を貼っておきますのでチェックしてみてください。

 

繰り返しますが感染者の数や国によって対応は異なります。
自身のお住いの地域に合わせた対策を取って下さい。

Peaks Coaching Group – Japan

中田尚志

 

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[Track] オランダ短距離陣を支えるメカの工夫

現在、男子トラック短距離で世界最強と言われているのがオランダチームです。

彼らは走れば金メダル。今回も男子短距離全てのレースで金メダルを獲得しました。
(スプリント1-2フィニッシュ・1km優勝・ケイリン優勝・チームスプリント世界記録で優勝)
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2000Wを超えるパワーを支える彼らの足元を支える為にメカが作ったのはカム構造になっているストラップホルダーです。
ストラップを締めることで金具がペダル後部を押さえつけ足が外れないようになっているのです。

トラック競技では固定ギアを使うために安全回避の為にペダルから足を外すことはありませんし、激しい接触によってペダルから足が外れてしまっては大変な事故にもなりかねません。

その為、本来ロード用に開発されたビンディングの固定力を上げておく必要があるわけです。

強大なパワーを生み出す選手も凄いですが、それに応える細工を施すメカも流石ですね。

一週間トラック世界選の情報を順次投稿していきます!
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Peaks Coaching Group Japan
中田尚志

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[Track] スイスチームのコーチ ダニエル・ギジガー

スイスのコーチを務めるのはダニエル・ギジガー。
ファビアン・カンチェラーラの登場より遥か昔、1980年代のグラプリ・ド・ナシオン(TTレース)でベルナール・イノーやグレッグ・レモンといった当時のスーパースターを破り優勝した元祖TTスペシャリストです。
 
(1)Mr.タイムトライアル
Mr.タイムトライアルと称されたギジガーはエアロパーツやスキンスーツを取り入れた最初のプロ選手と言われています。
機材と共にトレーニング方法の研究にも熱心で新しい手法を採用する事で勝利を重ねてきました。
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(2)コーチとして
引退した直後の1990 年、ジロに日本人として初めて参戦した市川雅敏さんのトレーニングプランを考案したのもギジガーでした。
当時まだ珍しかったピリオタイゼーションを用いて調子を上げることに成功したのです。
 
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PC サイクルスポーツ 1990年8月号
 
写真提供: 市川雅敏氏 
写真提供: 市川雅敏氏
 
トラック&ロード競技を志す若者が減り、近年は選手育成に苦労するスイスですが、それでも彼のコーチングによりスイスは4kmチームパーシュートのタイム更新に成功しています。
ヨーロッパで30年に渡り活躍する彼のコーチング方法は私も非常に興味があります。
 
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Nakata Takashi