[トレーニング] 動画を撮ってみよう


 
ペダリング改善の為に自身のペダリングをビデオに撮ってみるのはお勧めです。
ローラーなら簡単に動画を撮影してペダリングを見ることが出来ます。
 
お勧めの撮影方法
・撮影する強度はいつも一定に(パワーゾーンはテンポ 76-90% of FTPがお勧め。)
・前後左右両側から15-20秒ほど撮影
・ポジションを変更した時や4-8週間経ったら再度撮影してチェック
 
動画は現CX全日本チャンピオンの小坂光選手
・上死点・下死点の通過がスムーズで推進力が死なない
・上半身はリラックスしハンドルに手を添えているだけ
・シッティングでもペダルに体重が載っていて、サドル・ハンドルは支えているだけ
全体的に動きが柔らかく、硬さがないです。
 
冬は機材やポジションの変更が多く、またウエイトトレーニングによってポジションやペダリングが大きく変わることがあります。
定期的に撮影することで変化をチェックすることが出来ます。
 
自身の走っている姿を見るのは不可能ですが、動画なら簡単に振り返ることが出来ます。
お勧めです!
 
クライアント募集
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パワーメーターを使用したコーチングを受けてみたい方は是非お問い合わせ下さい。
 
 
 
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暑い日のトレーニングについて


暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

夏にあまりに踏みすぎると秋以降は走れなくなってしまいます。暑さのダメージを最小限に抑えて秋のシーズンも頑張っていきましょう!

 

夏のトレーニング

・高強度を入れて調子は維持しつつ、長時間の走り込みは避けましょう。

・朝夕の涼しい時間に走りましょう。

・日陰の斜面を走りましょう(朝なら西斜面や北斜面を登る)

・田んぼや川沿いを走りましょう。

・インターバルは日陰で行いましょう。

・あまりに暑い日はエンデュランスはカット。
強度の高いものを優先しましょう。

・睡眠不足に要注意。秋に影響が出やすいです。

・鉄・タンパク質の摂取も充分に
発汗によって失うのとあっさりしたものを食べたくなるために鉄欠乏性貧血になりやすいです。
意識的に赤い肉を食べましょう。
鉄の錠剤は胃腸に負担がかかるので、出来るだけ自然のものを摂りましょう。

・心拍を限界まであげるトレーニングは後半に

暑い中で一旦心拍をマックスまで上げると再度もがいても高いパワーは出にくくなります。

心拍が限界まで上がるメニューはトレーニングの最後に持っていきましょう。

 

暑さはいつまで続くの?

自転車選手にとっての夏の終りの目安は鈴鹿ロード(8/20)とヴェルタ(8/19-9/11)!

毎年鈴鹿ロードが終わると少しずつ朝夕がラクな日が増えます。

またヴェルタ第3週に入ると断然涼しくなってきます。

強烈な印象を残す夏ですが意外にみじかいのも事実です。頑張って乗り切っていきましょう!

 

クライアント募集

現在Peaks Coaching Group – Japanではコーチングを受けるクライアント様を募集中です。

パワーベースのトレーニングは勿論、身体のケアやトレーニングの進め方、戦術なども指導させて頂きます。

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Peaks Coaching Group-Japan

中田尚志

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[熊野] 完走を目指す選手へのアドバイス


熊野は各ステージは短い分、強度が高く厳しいレースです。
特に今日行われた第二ステージは全く平坦な場所がないと言っていいほどアップダウンが激しいコースです。
明日は総合逆転を目指してレースは荒れるはずです。

総合トップと10秒以内にいるのは何と8人。
しかもそのうち3人はマトリックス、キナンは2人。
この2チームが波状攻撃をかけてくるでしょうし、1分差程度に居る選手たちも一発逆転を狙う可能性もあります。

完走を狙うには、間違いのない準備をして最終決戦に臨む必要があります。

私がコーチングしている選手の一人に送ったアドバイスは下記の通り。

総合の行方はどうなるか?
果たして彼は熊野初完走を成し遂げるか?

明日が楽しみでなりません!

(1)WU
WUはしっかり行っておいたほうが良いです。
疲れてくると体は起きにくくなるので、足が重くても必ずWUに出かけましょう。

(2)メカの調整
明日はシフトチェンジがとても重要になります。バイクの整備は完璧に!
またWUの最中に踏み込みながらチェンジしてもスムーズに動くか見ておいたほうが良いです。
ローラーや軽い負荷で正常にシフトしても、レースの負荷になると上手く動かないことがあるからです。

(3)位置取り
ジェットコースター的コースなので位置取りが重要です。
コースで一番長い登りには前で入って、少し番手を譲りながら登ったらあとは維持。
意外と落車は少ないコースなので攻めても大丈夫です。信頼できそうな選手の後ろにつくようにしましょう。

(4)補給
スタート前はあまり食べすぎないように!
間違いなくスタート直後は速いからです。
今日の夕食と明日の朝食を食べていればあとジェル程度で大丈夫なはずです。

(5)足は動く
ステージレースは不思議で「疲れてなんとなく重い」というのはありません。足は「動く」か「動かない」か。
殆どの場合、最終日は第二ステージよりも動きます。
朝起きた時に足が棒のようになっていてもレースが始まったら大丈夫。あまり不安にならずに走りましょう。

Peaks Coaching Group Japan
中田尚志