[Training] CXのすゝめ Part1
そろそろ「オフシーズンに何をしよう?」と考えている方も多いと思います。
もし冬もレースに出たいならお勧めはシクロクロス(CX)です!
シクロクロスに取り組むメリットは書ききれないほど沢山あります。
CXのメリット
・シーズンオフでも緊張感を保てる
・自転車の取り回しが上手くなる
・ペダリングが上手くなる
・悪天候に強くなる
・ロードより寒くない
・AC,VO2Max, FTPパワーを楽しみながら鍛えれる
・怪我が少ない
・精神的なトラウマを残さずに苦しめる
シクロクロスに出ている選手に聞けば殆どの選手が「苦しいけど楽しい!」と話すでしょう。
また、もし同じ強度のトレーニングを一人で出来るか?と聞いたら「絶対無理!」と口を揃えると思います。
パワートレーニング的な視点から見ると、メリットのひとつに「リズムの変化に強くなること」があります。
この時期は日照時間の関係からローラーに乗ることが多くなりますが、ローラートレーニングだとパワー・ケイデンスともに一定ペースになりがちです。
しかし、CXであれば路面や相手のペースがあるために否が応でも激しくペースは変化します。
下記の写真はローラーのトレーニングとCXのレースの比較です。
黄色…パワー
黄緑…ケイデンス
CXの方が激しいペースの変化があるのは一目瞭然です。
実際のロードレースでは刻々とパワーは変化しますから、この変化に慣れておくのはロードレース専門の選手にも大きなメリットがあるわけです。
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何才までエリートで勝てるのか?
全てのプロスポーツで現役の寿命は延びていると言われて
理由は科学的なトレーニングや栄養学の発達、怪我のリハ
では何才までエリートのレースで勝てるのでしょうか?
(1)アンバー・ニーベンの例
アンバー・ニーベン(Amber Neben)は、現在44才。
彼女は選手生活の中で多くの栄光と困難を経験した選手です。
幼少時に髄膜炎を患い当時医師は最悪の事態になることもありうると両親に伝えたといいます。
さらに優秀な成績を収めたランニングでも疲労骨折を経験。
しかしこれが結果的に彼女を自転車の世界へ導くことになります。
自転車競技者としても優秀な成績を収めていた彼女ですが更に不幸が襲います。
一般的に手に入るサプリメントを購入したにも関わらず、それにドーピング物質が含まれていていたのです。
CASに申立を行い彼女の無実は証明されましたが、半年の出場停止と18ヶ月のドーピング検査義務は避けられませんでした。
更には2007年(32才)の時に皮膚がんを発病。その輝かしいキャリアと共に常に困難が待ち受けていました。
このような困難にも関わらず2008年(33才)の時に個人タイムトライアルで世界
しかしまたもや彼女に不幸は襲いかかり、レース中に選手生命が危ぶまれるような大クラッシュに見舞われました。
その後、懸命のリハビリが実り復活。
2016年(41才)の時に再度世界チャンピオンに
更には2017年(42才)全米選手権でロード
現在は2020東京五輪を目指していま
2019年のシーズン初戦のレッドランズ・クラシック(
順調にTOKYO2020への歩みを進めています。
彼女は40代に入っても30分間 280W(5.6W/kg)を維持することが出来ています。
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(2)自転車選手にとっての年齢とは?
自転車選手にとっての年齢は髪の色では決まりません。
年齢を決めるのはバイク上のパフォーマンスと言えます。
33才の時に続いて41才で再度世界チャンピオンになれるということは、出せるパワーは変わっていないか上がっているわけですから彼女にとって老化は何も進んでいないと言えます。
むしろ経験を積んでレースが上手になっている分、円熟味
現在44才の彼女が勝つことは、エリートで勝てるマスタ
きっとこの先も記録を更新して行くことで
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(3)アンチエイジングの確認方法
パワートレーニングではFTPをはじめMMP(各時間あ
パワーアップすれば年齢がどうであれ進化です。
マスターズの年齢に差し掛かった皆さんにおすすめするの
どの時間帯でも構いませんから毎年MMPを更新(5秒でも1分でも20分でも構いません)して行けば、どこかが進歩している=アンチエイジング出来ていると言えるでしょう。
少しでも前年を超えるパフォーマンスを出してアンチ・エ
Peaks Coaching Group – Japan
中田尚志