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[トレーニング] 年末年始に太らない方法

 
年末年始は美味しいものも多く、会食の機会も多いものです。
ついつい食べすぎて正月明けに「太った」となりやすい時期です。
 
太るのを防ぐお勧めは体重とウエストを記録すること。
ただ食事量に気をつけるというだけでは管理が難しいですが、記録することで現状を意識付けすることが出来ます。
 
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・体重と共にウエストも測る理由
パワートレーニングと同じで2つ以上の指標を使用(例: TSSとkJ)して管理したほうが正確性が増します。
 
体重だけでなくウエストも測ると、ウエスト1cmが大体0.7-1.0kgと同じ。
ウエストが増えた後に体重が増える。など傾向が見えてきます。
 
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・お勧めのメジャー
ウエストを測るお勧めのメジャーはSECA(セカ)です。
一人で測れるし、一定の張力で締め付けるので正確に測れます。
 
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年末年始に少し太っただけなら大丈夫ですが、胃腸が不調に陥るまで食べるとパフォーマンスが下がってしまいます。
 
来るべき2023シーズンに向けて体重にも気を使いたいところですね。
 
 
 

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トム・ピドコック 22分44秒 389W?

(c)コマツトシオ

 

 

 

トム・ピドコック(英イネオス)のデータが公開されていました。

2022年12月18日のデータ 22分44秒 389W 58kg

FTP 374W 6.44kg/w

今の時期はシクロクロスを行っているとは言え、ロードシーズンのピークほどはパワーは出ていないはずです。

それでこのデータは凄いですね。

彼のデータから導き出されたPDカーブ(各時間辺りのマックスパワー=MMPから導き出された生理学的曲線)はコチラ

比較的小柄で日本人に近いボディサイズだけに凄さを感じます。このデータの信憑性ですが、本人のストラバのデータとも一致していますし、使用機材はおそらくシマノ・デュラエースのパワーメーターだと思うので高いと思います。世界レベルの選手の凄さを垣間見たデータでした。
 

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FTPが高ければレースに勝てるのか?

 
写真は先日行われたツール・ド・おきなわ チャンピオン・ロード・レースのデータです。(先日の投稿とは別の選手です)
走行時間: 5:24:30
距離: 201km
TSS: 374tss
Work: 3326kJ
NP: 229W
 
おきなわで最も大きな登りといえば2度登る普久川ダム
 
普久川ダム1回目 18:38 257W
逃げている選手が居たため集団はある程度足を溜めつつ登った1回目はAVGでFTPの90%程度。おおむね有酸素領域で登ったことになります。
 
普久川ダム2回目 17:13 275W
勝負の始まる東海岸に向けてふるいにかけられていきます。
 
この選手は最後までチームの為に牽引する役目を担っていました。
2回目の普久川ダムはFTPの97%でこなし、東海岸に入ります。
 
もしここで彼のFTPが低ければ普久川ダムはFTP以上に達してしまい、東海岸まで足を残すのは難しくなります。
東海岸で勝負 or アシストをするには普久川ダムを集団で登る際にFTPを大幅に超えてしまわないのが条件になります。
 
ではFTPが高ければ後半も足が残り勝てるのか?というとそうでもありません。
 
写真の説明はありません。
 
疲労耐性(Fatigue resistance)
2回めの普久川ダムを超えた時点で既に産生したエネルギーは2127kJ。
普段参戦する120km前後のロードレースに近いエネルギー量です。
 
しかし、おきなわのレースは200km。ここからゴールまでは更に1時間40分, 1200 kJ 140TSSを生み出す必要があります。
東海岸はノコギリ状のアップダウンが続きます。時速20km程度の登り、時速76kmに達する下りが連続し足を削られます。
 
 
ここで勝負 / アシストをするには高い疲労耐性(Fatigue resistance)が必要になります。
 
疲労耐性はFTPとは別の能力で、大きな仕事量をこなした後でも高いパワーが出せる能力です。
この選手は2000kJをこなした後に-10-13%程度出せる疲労耐性はあるために海岸線で集団を牽引。エースの最終アタックに繋げる任務を遂行しました。
 
おきなわではFTPと共に疲労耐性が試されます。
 
[クライアント募集] 新保光起コーチ
 
 
 
新保光起コーチのクライアントを若干名募集します。
選手時代は愛三、ラバネロ、NIPPOなどのチームを渡り歩き、2002 ジャパンカップ7位、全日本実業団優勝、ツール・ド・北海道山岳賞などの好成績を収めました。
 
日本で初めてパワーメーターを使用した選手の一人でもあります(写真)
 
ロードはもちろんMTBなどオフロードにも詳しい新保さんのコーチングにご興味のある方は是非お問い合わせください。
 
https://peakscoachinggroup.jp/product/onlinecoaching/
 
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