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プロ自転車選手にブルーマンデーはある? クリス・ホーナー

バイシクルクラブのWeb版 Funqに「プロ選手ブルマンデーはあるの?」を掲載頂きました。

クリス・ホーナーは、インタビューのあいだ、常に朗らかで話しやすい印象でした。

コミュニケーション能力に長けていて、いかにも多国籍のチームでも上手くやっていけそうな人柄だと感じました。プロというのは足が強ければそれで良いというものではありません。チームメートと協力関係を築き共通のゴールに向けて”一緒に仕事をする”能力が問われます。

そのような中で、仕えたくなる上司もいれば、そうでない人もいる。やりやすい同僚も居ればそうでない人もいる。何のストレスもなく自転車に乗っておけば良いというのは幻想で、一般社会人と同じ常識やストレスマネージメント力が必要なのだと感じさせられるホーナーの言葉でした。

Peaks Coaching Group – Japan

中田尚志

 

 

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[レース] ポガチャル 415Wで1時間!?

Velonewsによるポガチャルのコーチ、コロラド大学教授のイニゴ・ミランのインタビュー。
 
「最後のTTでは2台のバイクにパワーメーターをつける必要はなかった。
失うものは何も無かったし飛ばし過ぎで失速しても総合2位には留まれるから。あの少年(ポガチャル)は何事にも物怖じせずに挑戦することが出来る。」
 
「彼の身体能力とメンタルはミゲル・インデュラインを思い起こさせる。他のエリートと比べても彼の能力は卓越している」
 
「彼には”フルスロットルで行け”と話した。彼はどうやって1時間415W(65kg)で走れば良いか分かっているから。」
(一部Training Peaks のインタビューより引用)
 

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誰でも最初は初心者

写真は自転車レースを始めたばかりのプリモシュ・ログリッチ。
 
この時、8年後に彼がツール・ド・フランスで総合優勝を争える選手になれると誰が予測したでしょう?
 

 

Don’t ever judge a cyclist by his kit.

Soigneurさんの投稿 2020年9月11日金曜日

 
もう一つの映像はエガン・ベルナルの進化の歴史です。
ジュニア時代からMTBで注目された選手ではありましたが、彼もたった6年でツールに勝てる選手になれるとは誰も思っていなかったと思います。
 
ジュニアの選手は特に選手生活をスタートした最初の3年間が後の競技生活に大きな影響を与えます。
 
アメリカの場合は、ジュニアはまずは競技人口を増やすことに重きを置いて、その中でバイク・ハンドリング、レースでのマナー、トレーニング方法の基礎を叩き込みます。
その中で、才能のある選手はU23になった時に世界を狙えるように欧州遠征に行ったり、国内で上のカテゴリーを走って上位を狙っていきます。
 
プロに入ってレーススケジュールやレース展開、レースを覚えて走れるようになるには3年程度かかることが多いですから、逆算するとジュニア時代が大変重要です。
 
この二人は規格外とも言えますが、良い強化に触れて実力を伸ばしてきたと例と言えるでしょう。
 
 

 

Peaks Coaching Group – Japan

中田尚志