[Covid-19] コロナによる自粛中のトレーニング
昨日の続きです。
「コロナは注視しコントロールすべき問題だがパニックになる必要はない」
ーロション医師ー
Covid ウイルスについて
Covidは以前から存在する。
2003年に発生したSARSはCovid 1
MARSもCovidの一種
コロナはうつりやすいのが特徴
菌は金属やプラスチックの上で72hも活きる可能性がある。
例えば机の前で感染者が咳をして、翌日その表面を触ったら感染する可能性があるということ。
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・1.8m離れていればセーフゾーン
空気感染はしないと言われている(諸説あり)。
・バイクトレーニングはOK。
飛沫や接触で感染するため人と触れないバイクトレーニングはむしろ安全。
・グループライドは感染していないとわかる人同士での少人数(3-4人)なら大丈夫な可能性が高い
・渡航歴が分からない人が居る大きなグループライドは避けるべき(レースも同じ)
・感染を防ぐには旅行・移動が一番気をつけるべき。
・免疫を下げるほどハードなトレーニングはしない。
・手を洗う・食事に気をつける・睡眠をしっかりとるなどが大切。
減量したり断食などは免疫を下げる可能性があるのでやらないこと。
・トレーニング中に他のライダーとすれ違ったりするのは大丈夫。1.8m以上離れているため飛沫感染の可能性が低い。
[Track] トラックの修繕
UCIトラック・ワールドカップが行われたベロドローム
材質は松や杉など硬い木なのですが落車でペダルやハンド
剥がれた走路の上を走るとタイヤがパンクしたり落車時に
今回も残念ながらいくつかの落車事故があり、補修する場
走路のカント(角度)は最大44度もあるので、補修時は
こんなところで落車する選手も大変ですが、補修する方も
Peaks Coaching Group Japan
中田尚志
Powered by Izumi Chain Mfg. Co. – 和泉チエン株式会社
[Training] 限界まで追い込む
https://www.facebook.com/danslamusette/videos/1040847829597447/
映像はCXの名物レース ナミュールを終えたマチュー・ファンデルポール。
優勝後テントに向かっていますが、あまりの苦しさに視線は定まらず、ヨダレは出たままです。
CXは1h続くHIIT(高強度インターバル)のようなものなので、フィニッシュ後も強烈な酸素負債が残りこういった状態になることはままあります。
彼の場合は55秒の差をつけて優勝を決め最後は流したにも関わらずこの状態です。
ここまで追い込むには普段のトレーニングから苦しんでおかなければなりません。
限界まで追い込むことが苦手な選手は多いです。
レースは同じぐらいのレベルの選手が競っているので、明暗を分けるのは相手よりもホンの少しでも頑張れるかどうかです。
追い込むのが苦手な選手は限界突破の方法をトレーニング時に研究しておく必要があります。
(1)動機づけ
まずそもそもトレーニングの価値を考える必要があります。
「ここで苦しんでおけば、強くなれる。速くなれる。自身にとってこのACトレーニングをすることは勝利を呼び込むんだ」という意識付けがないことには限界まで頑張れませんし、その価値も分かりません。
訳も分からずしゃにむに頑張っても長続きしません。
(2)集中する
限界まで追い込むには静かな道で集中して走る方が良いです。
脇道がなく人やクルマの来ない安全な道で集中力を高めましょう。
気が散るような道路環境は追い込めないばかりか危険です。
近くにそういった環境がない場合はローラーを使うのも一手です。
(3)ストレスを減らす
自宅から100kmも離れた場所で「ここでぶっ倒れても良い」と思ってインターバルをするのは難しいです。
頭のどこかで帰りのことを考えてしまうからです。
終わったらすぐに帰宅出来る場所の方が心置きなく集中して追い込めます。
(4)パワーメーターを使う
インターバルの時にパワーメーターでラップをとります。
例えば2分のインターバルを4本するとしたら、1本目400Wだったら、次は410W、その次も410W、どうにも苦しくなってきたらせめて一本目の400Wは維持するように。。。
っと数字を見ながら限界を突破して行くわけです。
そして次回は今回の平均(400+410+410+400)÷4=405Wをターゲットとして一本目は405Wで(これは少し楽に感じるはず)、次も405W, その次は410W、最後の一本は絶対に410Wを超えるように!と目標を作ると限界を突破しやすくなります。
苦しいときはあれやこれやとたくさん考えるよりも一つのことを実現する方法を考えた方が、成功確率は高くなります。ここでは数字を上げる=速くなると単純化するわけです。
その実現方法としてペダリングやフォームに気をつけるわけです。
こうして平均パワーが上がった時に脚力と共に精神的な限界の突破能力も高くなっているはずです。
Peaks Coaching Group Japan
中田尚志