アルカンシェルを着る世界最強の社会人レーサー、ダン・ビグハムが語る夢
仕事と競技の両立を目指し日々努力している選手も多いのではないだろうか?
トラック世界選手権で金メダルを獲得したダン・ビグハム(英国)もその一人。彼のライフスタイルを見てみよう。
新保コーチが弱虫ペダルサイクリングチームのコーチに就任!
新保光起(しんぼこうき)コーチが弱虫ペダルサイクリングチームのコーチに就任しました!
彼の選手としての経験、パワートレーニングの知識が同チームの強化に繋がると嬉しいですね。
私自身、現役時代の新保さんが勝つ姿を何度も見ましたし、その一方で大変な苦労をされてきたのも見てきました。
彼の経験が若い選手たちを強くしてくれると思います!
新保コーチが 弱虫ペダル…
Posted by Peaks Coaching Group Japan on Monday, December 26, 2022
来季も弱虫ペダルサイクリングチームへの声援をよろしくお願いいたします。
クライアント募集
オンライン・パワートレーニングのコーチングを募集中です!
パワーメーターを使用したコーチングを受けてみたい方は是非お問い合わせ下さい。
FTPが高ければレースに勝てるのか?
写真は先日行われたツール・ド・おきなわ チャンピオン・ロード・レースのデータです。(先日の投稿とは別の選手です)
走行時間: 5:24:30
距離: 201km
TSS: 374tss
Work: 3326kJ
NP: 229W
おきなわで最も大きな登りといえば2度登る普久川ダム
普久川ダム1回目 18:38 257W
逃げている選手が居たため集団はある程度足を溜めつつ登った1回目はAVGでFTPの90%程度。おおむね有酸素領域で登ったことになります。
普久川ダム2回目 17:13 275W
勝負の始まる東海岸に向けてふるいにかけられていきます。
この選手は最後までチームの為に牽引する役目を担っていました。
2回目の普久川ダムはFTPの97%でこなし、東海岸に入ります。
もしここで彼のFTPが低ければ普久川ダムはFTP以上に達してしまい、東海岸まで足を残すのは難しくなります。
東海岸で勝負 or アシストをするには普久川ダムを集団で登る際にFTPを大幅に超えてしまわないのが条件になります。
ではFTPが高ければ後半も足が残り勝てるのか?というとそうでもありません。
疲労耐性(Fatigue resistance)
2回めの普久川ダムを超えた時点で既に産生したエネルギーは2127kJ。
普段参戦する120km前後のロードレースに近いエネルギー量です。
しかし、おきなわのレースは200km。ここからゴールまでは更に1時間40分, 1200 kJ 140TSSを生み出す必要があります。
東海岸はノコギリ状のアップダウンが続きます。時速20km程度の登り、時速76kmに達する下りが連続し足を削られます。
ここで勝負 / アシストをするには高い疲労耐性(Fatigue resistance)が必要になります。
疲労耐性はFTPとは別の能力で、大きな仕事量をこなした後でも高いパワーが出せる能力です。
この選手は2000kJをこなした後に-10-13%程度出せる疲労耐性はあるために海岸線で集団を牽引。エースの最終アタックに繋げる任務を遂行しました。
おきなわではFTPと共に疲労耐性が試されます。
[クライアント募集] 新保光起コーチ
新保光起コーチのクライアントを若干名募集します。
選手時代は愛三、ラバネロ、NIPPOなどのチームを渡り歩き、2002 ジャパンカップ7位、全日本実業団優勝、ツール・ド・北海道山岳賞などの好成績を収めました。
日本で初めてパワーメーターを使用した選手の一人でもあります(写真)
ロードはもちろんMTBなどオフロードにも詳しい新保さんのコーチングにご興味のある方は是非お問い合わせください。
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