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[CX] ピットスタッフの戦い

シクロクロスはロードレースと比較してチームプレーは少なくなります。
空気抵抗が占める割合が少なく、ダートでの個々の走力がモノを言うからです。
しかし完全に個人戦かというとそうではなく、チームスタッフが外から選手を支えます。
 
たった1回のミスでレースを落としかねない1時間の短期決戦では、スタッフとの”チームプレー”が欠かせません。
 
スタッフのチームプレー
・スタート直前まで選手が温かい服を着れるようにサポート
・泥で重くなったバイクをピットで交換
・周回中に代車を洗浄し次の交換に備える
 
CXレースではバイクには信じられないほど多くの泥が付着します。
時に泥は1kg以上の重量増を招き、ドライブトレインは回転のスムーズさを失います。酷い時は手でクランクを回しても回転が重くなっているのがハッキリと分かるぐらいです。
またタイヤを覆う泥はグリップを失わせます。
 
優勝を狙うチームはジェット・ウォッシャーを持っていて、あっという間にバイクから泥を落とし、ピカピカにして次の交換に備えます。
軽く汚れのないバイクを受け取れることは選手に精神的・肉体的なアドバンテージを与えてくれます。
 
Peaks Coaching Group Japan
中田尚志
 
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[レース] アラフィリップがまた…!?

ベルギーのクラシック、ブラバンツ・ペイルは1961年に始まった歴史ある大会です。
世界チャンピオンを獲得したジュリアン・アラフィリップは一週間後のリエージュ~バストーニュ~リエージュで優勝の喜びから早く手を上げて差されてしまい2位に。
 
今度こそと臨んだブラバンツ・ペイルではマチュー・バンデルポールに…。
選手はフィニッシュラインを越える時にもう差されないという確信と共に、「早く終わってほしい」と苦しさから感じるために思わず早めに手を挙げてしまいます。
その心理はローカルレースに参加する選手から世界チャンピオンまで同じです。
 
ローカルレースのコーチが言うように、きっとアラフィリップの監督もレース後「ゴールラインを切ってから出ないと手を挙げちゃダメだよ」と話しているに違いありません。
情熱的な走りや、こういった人間味あふれる行動が彼の魅力なのではないでしょうか。
 
 

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[ジロ] サガンが迷子に

今ジロでは好調そうなペテル・サガン。

レース終了後、その日のホテルが分からずファンの車に牽引してもらって無事帰還です。

レース以外でも話題になる選手ですね!

Peaks Coaching Group – Japan

中田尚志