[世界選の思い出] #Richmond2015 U23 ロードレース
世界選は最終日に行われるエリート男子が距離・レベルともにやはり最高峰だけど、ジュニアやU23の戦いも凄く面白いです。
将来エリートで活躍するであろう選手の多くはここから出るので自分的にはむしろコチラに興味があります。
エリートは出るべき結果しか出ないですが、U23やジュニアは起死回生の一発みたいなのが決まることもあって、それがまたエキサイティングで面白いです。
各国連盟の強化はU23を中心に回っていると言って良いぐらいです。
ここでの成績がワールドツアーに行けるかどうかを決めますし、それは将来的に自転車で食べていける=プロとして身を立てることが出来る ことに繋がるからです。それだけにここに出てくる選手は皆必死ですね。
ジャンニ・モスコンのように2015年ここを走っていた選手の内の何人かは既にワールドツアーで活躍しています。
パワートレーニング的に言うとU23で活躍する選手のFTPはエリートとほぼ変わりません。
違うのはエリートは6時間を過ぎてもそのパワーが出せること。
そしてシーズンを通して高いFTPが出せることです。
逆に言うとエリートで活躍する選手になるにはU23時代にエリート並みのFTPを手に入れておくことが要求されるということです。
Peaks Coaching Group – Japan
中田尚志
54才の自転車部員 菊池さんの挑戦
(2)ゴールを達成するためのトライ&エラー
菊池さんはテクノロジーを駆使し進歩を測る能力に長けています。
パワーメーターはもちろん、ビデオ、活動量計に至るまで情報を収集し、パフォーマンス改善につなげていきます。
菊池さんの手法
・トレーニング日誌には調子・気分・普段の出来事などを記録
・ビデオで走りを振り返る。
・トラック練習ではギアレシオ・最大パワー・スピード・バンクのクセやライン取りなども記録。
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Plan: 具体的なプランを決める。
Do: トレーニング/レースで実行
Check: ビデオ・パワー・練習日誌などでチェック新たな課題の洗い出し
Action: チェックで洗い出した課題を踏まえてアクション
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[トラック] 個人追抜 4分7秒251!!(平均時速58.2km!)
アメリカのアシュトン・ランビーが個人追抜で非公認ながら世界記録を達成!
ランビーはグラベルライド出身でバイクメカニックとして働きながら競技を続ける選手。
彼の住む地域には芝を円形に刈って作ったトラックしかありません。
ランビーは米自転車競技連盟が打ち出したトラック強化プログラムに乗って記録を伸ばしました。
ワールド・ツアー所属でもなければ、米国内のプロチームに所属するわけでもない彼がテイラー・フィニーのもつアメリカ記録、ジャック・ボブリッジの持つ世界記録を更新した事実は、良い強化に乗れば社会人レーサーでも世界が狙えることを示しています。
既に27才。決して若いわけでもありません。
ランビーは24hライドにも挑戦したことがあったりと、競技一辺倒の人間から見れば、いわば変わり種。
しかし、その取り組みが彼の強大なエアロビックエンジンを形成していた可能性は充分あります。
面白い選手が出てくるものですね。
#ciclismo Nuevo Record del Mundo de los 4 Km Persecución Individual en el Campeonato Panamericano de Pista en #Aguascalientes2018 para Ashton Lambie @usacycling al imponer 4´07¨251 pic.twitter.com/MSOUhDnAkL
— IG: @zciclismo 🚲 (@zciclismo) August 31, 2018