マスターズ選手がロードレースで勝つためのノウハウを解説! 弱虫ペダル・唐見実世子


唐見実世子選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)は長きに渡って日本のトップを走ってきた選手だ。キャリアの中でアテネ五輪に参加、さらにイタリアのプロチームで女子のワールド・ツアーも経験している。

その後、引退。そして9年のブランクを経てカムバックした。現在はロードレースからサイクルクロス、さらにはグラベルレースまでマルチな活躍を見せている。今年になってからなかなかレースで勝てなかった唐見選手だが、ようやくJBCF石川サイクルロードレースで1勝を挙げることができた。

ここでは唐見選手がどうやって勝つことができたのか? 今シーズンから唐見選手のコーチをしているピークス・コーチング・グループ・ジャパンの中田尚志さんがマスターズ選手が勝つためのノウハウをお伝えする。

プロ自転車選手にブルーマンデーはある? 元プロ選手のクリス・ホーナーに聞いてみた


「今日からまた仕事かぁ……」

自転車三昧の週末を終えて、ブルー・マンデー(憂鬱な月曜日)を迎えている方もいらっしゃるのではないでしょうか? もし自分がワールド・ツアーのプロだったら、毎日大好きな自転車に乗れて、嫌いな上司のご機嫌を伺うこともなければ社内政治に巻き込まれることもない。「自分もプロ選手だったらよかったのに!」と思うこともあると思います。

ではワールド・ツアーに行けば本当にブルー・マンデーは来ないのでしょうか?

2013年ヴェルタ・ア・エスパーニャで総合優勝したクリス・ホーナーにインタビューしたピークス・コーチング・グループのコーチ、中田尚志さんが、ホーナーの言葉を紹介します。

プロ自転車選手にブルーマンデーはある? クリス・ホーナー


バイシクルクラブのWeb版 Funqに「プロ選手ブルマンデーはあるの?」を掲載頂きました。

クリス・ホーナーは、インタビューのあいだ、常に朗らかで話しやすい印象でした。

コミュニケーション能力に長けていて、いかにも多国籍のチームでも上手くやっていけそうな人柄だと感じました。プロというのは足が強ければそれで良いというものではありません。チームメートと協力関係を築き共通のゴールに向けて”一緒に仕事をする”能力が問われます。

そのような中で、仕えたくなる上司もいれば、そうでない人もいる。やりやすい同僚も居ればそうでない人もいる。何のストレスもなく自転車に乗っておけば良いというのは幻想で、一般社会人と同じ常識やストレスマネージメント力が必要なのだと感じさせられるホーナーの言葉でした。

Peaks Coaching Group – Japan

中田尚志