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ミラノ~サンレモはどれぐらいキツいのか? Part1

プリマベーラ(春)と呼ばれるミラノ~サンレモが今年は8月に行われます。

このレースはUCIのカレンダーで唯一300kmを超えます。コースの性質上、スプリンターが勝つことが多いですが、レース距離が長いために単純なスプリント勝負ではなく、フィニッシュラインに至るまでの重労働を経てもなおスプリント出来る者だけが優勝を狙えるレースです。

2019年トレーニング・ピークスに公開されたローソン・クラドック(EFエデュケーション・ファースト)のレースデータを元に見ていきましょう。

※写真をクリックするとデータがご覧いただけます

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夢中になるのに遅すぎるというこはない。

ヨノツさんは日本で自転車レースを始めた39才の選手です。
先日行われたJBCFきらら浜のE2タイムトライアルで優勝されました。

タイム的にはE1でも4位に入れるタイムです。

(1)ヨノツさんの自転車歴
自転車レースが盛んな京都在住でトレーニングパートナーにも恵まれ競技開始は遅かったですが短期間で強くなってきました。

今年はE2からE1に上がってレースするのが目標です。

パワートレーニングにも熱心でコーチングしていてもパワーに関しても質問攻めに遭います。

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「あなたにとって適正なクランク長とは?」

スズパワーチャンネル
埼玉県で3店舗を展開されるスポーツバイクファクトリースズキさんのYoutubeチャンネルです。
今回はクランク長のお話。
 
 
(1)クランク長
適正クランク長には個人差があって、長くすれば良い場合もあれば短くしたほうが良い場合もあります。
単に足の長さだけでなく柔軟性やサドルの高さ後退幅、クラウチングの深さなども加味して考える必要があります。

 
 
(2)では何ミリにすれば良いのか?
以前は身長1/10説(170cmの人なら170mm)というのもありましたが、現在は下記を目安にして決定します。
 
・上死点に来た時に骨盤が揺れない(股関節に詰まりが無い)
・上死点に来た時に膝が左右に逃げない(股関節の詰まりから膝振れることがない)
・踏み込み時に力が入る(至適筋節長)
・下死点で足が余らない、かつ遠すぎる感覚がない(至適筋節長)
 
実際にはフィッティング+感覚(股関節のつまり感や踏み込みが真っ直ぐ入るか)で決めることになります。
クランク長を変えるとサドルの高さ、前後位置・ステムの長さ、高さなど全部セッティングは変わります。
 
(3)変更は慎重に
クランク長を2.5mm変えるだけでもペダリングの感覚は結構変わります。また前述のようにバイクのセッティングも変わります。ですからあまりに一気に長さを変えると感覚がおかしくなるので変更する長さは2.5mm/5mm程度にとどめておくのがお勧めです。
また選手の場合はオフシーズンに試したほうが無難でしょう。
 
 
動画にもあるようにクランク長によるテコの原理は関係ないと言われています。
クランク・チェーンリング・リアコグを3つのギアを考えた時に同じギア比ならクランクが長いほうが軽い力で動くようになりますが、より速く動かさないといけなくなるし、そもそもギアで調整すれば同じになるからです。
また時計で言う3時の位置の踏み込みだけでなく、クランク一回転の運動で考える必要があります。
 
スポーツバイク ファクトリー スズキさんではレンタルクランクも用意されています。
興味のある方は店頭までお越しください。