2013ヴェルタ総合優勝者クリス・ホーナーによるレース解説にはいつも感心させられます。
今回は劇的な逆転で幕を閉じたパリ〜ニースについて
ステージ7、ログリッチの勝利について
「酷い勝利だ。ステージレースにおいて一番の目的は総合優勝。ステージ優勝は二の次。チーム全体を疲弊させて必要のないステージを狙うのはログリッチのような強い選手がすることじゃない。チームはトニー・マルティンを落車で失っているし、より力をセーブする必要がある。明日彼がトイレ休憩したらみんなアタックするだろう。疲弊したチームに追う力があるか見てみよう」
最終ステージの前日にホーナーはこう話していました。
これについてYoutubeには「そうは思わない」「彼は偉大なファイターだ」「ボーナスタイムを得たじゃないか」という批判のコメントが相次ぎました。
しかし、最終日に起こったことは見ての通り。
「No gift この考えは間違っている。集団には沢山の友達が必要なんだよ」
現役時代からホーナーのストレートな物言いには批判が起こることがありました。
しかし彼の深い洞察力にはファンも多いです。多くの勝利を得ましたし、41歳でヴェルタ総合優勝を成したげたのは、多くの知識の集大成だったと感じます。