写真は2014年末に行われたケイレブ・イワンの空力測定。
翌年にワールドツアーデビューを控え、様々なスプリントポジションで空気抵抗を測定したようです。
現代の自転車競技は空気抵抗との闘いと言って良く、スピード域の高い平坦路では全ての走行抵抗の90%以上を空気抵抗が占めます。
その為、特に小さい選手は多少パワーを犠牲にしてでもエアロ効果の高いポジションを採用する場合があります。
(エアロ効果で30-50W程度削減できるとすると、2,000Wを出すような大柄選手よりも1,300W程度で勝負する小柄な選手の方がエアロ効果の割合が大きい為)
アマチュアはまずは最大パワーが出せてハンドリングの自由度が高いポジションを追求すべきですが、プロは高いハンドリングスキルと乗車姿勢の基本が完成しているので、彼のようにエクストリームなポジションを採用している選手も居ます。
興味深いですね!
Peaks Coaching Group – Japan
中田尚志
This, for me, is a special post. It’s a selection of 10 shots of Caleb Ewan during wind tunnel testing at Monash…
RIDE Mediaさんの投稿 2020年7月1日水曜日