[パワー] ミラノ・サンレモ パワーデータ


Training Peaksに掲載されたミラノ・サンレモのパワーデータです。

無題

 

(1)選手
ウィル・クラーク(キャノンデール・ドラパック)
192㎝
81kg
FTP 438W (5.4w/kg)

 

(2)ミラノ・サンレモ2017
レース全体 7:16:48
NP 301W 
AVP 259 (3.1W/kg)
IF 0.68
平均時速 39.5kph
消費エネルギー 6899kJ
TSS 340

 

用語解説
NP=Normalized Power:

もし一定のペースで走っていたら何ワットになっていたか?を表します。
パワーの上下動は体に負荷をかけます。その為、レースの平均ワット数は強度を正確に表しません。
ウィル・クラークの場合、平均ワット数は259Wですが、レース全体で平均301Wで走り続けるのと同じ位の負荷がかかっているということをNPは表します。

 

TSS=Training Stress Score:
FTPで1時間走ったらTSSは100になります。
ミラノ・サンレモはウィル・クラークにとって7時間で1時間の全力疾走を3.4本行ったのと同じ負荷という意味です。

 

(3)レース
ミラノからサンレモまで291㎞を走るレースはゴールスプリントで決まる事が多いですが、レース距離の長さと終盤のチプレッサ (5.6 km  勾配4.1 %)、ポッジオ (3.7 km 勾配3.7%)をメインとする丘陵地によって単にスプリント力があるだけでなくスタミナも要求されます。

 

この日最も6時間以上も逃げに乗ったウィル・クラークのデータをパフォーマンス ディレクターのキース・フローリーの解説で見て行きましょう。

 

・世界最長のクラシックであり、ポッジオ・チプレッサの前の小刻みな丘陵地が脚を削り取る。

・ポッジオでアタックしゴールまで逃げ切るとすると時間は8分程度。

・曲がりくねったポッジオを下るにはテクニックが必要。さらにそこからゴールまではまだ3kmある。

・チームメートのトム・スクインジとクラークはスタート直後にアタック265㎞までその逃げは続いた。

・スタート直後のアタック
 20秒 784W(9.42W/kg)
 30秒662W(7.96W/kg)
 60秒545W(6.55W/kg)

・6h30m続いた逃げのパワー
 NP301W AVP260W 平均時速39.84kph
 前半の内陸部 NP 271W
 後半の海岸線 NP 332W

 

逃げは常に一定ペースを刻んでいるのではなく、後続集団との距離を測りながらペースをコントロールしています。
残り距離に対して集団が警戒しない程度の差をキープする為に前半はある程度脚を残しながら逃げて、後半はペースを上げているのがパワーから見て取れます。

驚異的な身体能力を持つワールドツアーの選手達。

 

今年のクラシックシーズンも楽しみですね!

 

元記事

https://www.trainingpeaks.com/blog/power-analysis-cannondale-drapacs-will-clarke-milan-san-remo/

 

パワーデータ

http://home.trainingpeaks.com/athlete/workout/7TWDWYERC7OEJWKRNGNTUBMFPM

 

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