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さようならサイクリスト・サンスポ その2

長年に渡りサイクリストの楽しみを伝え続けた Cyclist(サイクリスト) さんが2021年3月31日をもって新規コンテンツの公開を終了されます。
 
私共も何度か記事を掲載頂きました。
再度ご紹介させて頂こうと思います。
 
 
「クリット・キングから“TOKYO2020”へ トラック米代表、ダニエル・ホロウェイの奮闘」
 
 
201903/09公開
トラック競技の世界に於いて五輪は最大の舞台。
 
アメリカ国内のプロクリテで無敵の強さを誇ったダニエル・ホロウェイが目指したのは東京2020の舞台。
3年がかりで代表の夢を追う彼について書いてみました。
 
命を削って代表の座を争っていると言っても過言ではない彼らの走りに再注目頂ければと思います。
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※サイトは6月30日までご覧いただけます。

 

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[Race] クリス・ホーナーの”バタフライ・エフェクト” ミラノ〜サンレモ

クリス・ホーナーのYoutubeバタフライ・エフェクト。今回はミラノ〜サンレモ解説です。

 

ミラノ〜サンレモについて

自身が考えるモニュメントのひとつ

モニュメントとは…

・ミラノ〜サンレモ

・パリ〜ルーベ

・ツール・ド・フランドル

・リエージュ~バストーニュ~リエージュ

・ジロ・デ・ロンバルディア

・加えて世界選手権

ミラノ〜サンレモは299km。永遠に続くと思えるようなレースもあっという間に残り50kmに来る。

それまで海岸線の道路は時に4車線あり何の障害もない。しかし、勝負どころが始まるチプレッサ手前で1車線になり、ラウンドバウトも続出。突如、難しいコースに変貌する。

(1)補給地点について

補給地点はレース中、最も危険な場所のひとつ。

ここでペダリングを止めてはいけない。補給食を取るまでハンドルから手を離してはいけない。シューズカバーやレッグウォーマーを渡す場合、補給地点に来るまでに脱いでおくこと。

 

(2)チプレッッサ、ポッジオ、ゴール前の優勝候補の動きについて

トム・ピドコック

若く素晴らしい才能だ。ただポッジオ以降の先頭集団でミスをした数少ない選手の一人でもある。

下りを全部引いたのはミス。良いハンドリング・スキルの持ち主なので、下りでスピードを上げたいのは分かる。でも世界屈指のスプリンター(例外なく下りが速い)相手にいくら速く下っても引き離すのは不可能。

自身が足を使ってしまうだけ。

この動きが結果的にポッジオを下り切った後の牽制を引き起こし、スタイヴェンのアタックを成功させる伏線になった。

 

ケイレブ・ユアン

ポッジオでアラフィリップ、ヴァンナート、MVDPのビッグ3の動きに反応したのは良いこと。でもちょっと先頭付近に行き過ぎている。これはちょっとしたミス。

もう少し後ろの5番手ぐらいで動きをフォローしつつ足を貯めた方が良かった。

(スプリンターなので最後まで一緒に行けば勝てるから)

フィニッシュ直前でも前に出過ぎ。彼が前に居てチェックに入ることで追いたいメンバーが前に出れず動きが止まった。もう少し後ろに位置して追いたいメンバーに追わせることで、自身の勝率を高めることが出来たはず。

それらにも関わらず良い脚を持っていて2位に入ったのは素晴らしい。

 

ー優勝者ヤスパー・スタイヴェン

美しいアタックだった!

ヴァンナート、ユアン、サガンのような素晴らしいスプリンターじゃなかったら、残された動きはこれしかない。

ソーレン・クレイグ・アンダーソンが追いついて来た残り1kmでも先頭を引き続け(スプリントに備えて足を貯めたい)、残り700300mで先頭交代を要求。

ここでスプリントに向けて足を少し回復させることに成功した。

そして最後は素晴らしい勝利を手に入れた。

彼はパリ~ニースの時からマッズ・ペデルセンのために他チームを向こうに回して良い働きをしていた。完璧な勝利だ!

 

ー春のクラシックについて

ヴァンナート、ジュリアン・アラフィリップ、マチュー・バンデポールの3人に加えてコロナから復活したピーター・サガン。

今後のモニュメントが楽しみだ!

ー ー ー ー

クリス・ホーナーは現役時代から私が大好きだった選手です。アシスト、エース両方で走った経験からくる深いレースの読みと、25年に及ぶプロ生活を生き抜くのに身に着けた処世術をYoutubeで沢山披露しています。

2013年ヴェルタ・ア・エスパーニャに限らず、バスクカントリー総合優勝、ツアー・オブ・カリフォリニア総合優勝、ツールド・ランカウェイ総合優勝などステージレースでの勝利多数。

またワンデーレースでは同年にリエージュ~バストーニュ~リエージュ、フレッシュ〜ワロンヌ、アムステル・ゴールドレース全てでトップテンに入ったこともあります。

Peaks Coaching Group – Japan

中田尚志

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オーダー・インソール

脚のパワーを最初に受け止める場所はインソールです。

この最初のコンタクトポイントはパワー伝達・バランスを取る上で重要です。

自転車の場合はランニングと違い、足裏全体が「接触面」なのでインソール全体でペダリングのパワーを受け止める場所になります。

今回ご紹介するのは大阪江坂にあるアドバンスドフットさんはオーダー・インソールの専門店です。

 

 

13年前から個人的にお付き合いしているのですが、シューズのフィッティングに悩みを抱える方のお役に立てるかと思いご紹介します。

私はシューズを変えた時はいつも作っていただきます。今回もシューズを変えたので作って頂きました。

フルオーダーで製作すると概ね1万円〜1.7万円程度かかるのですが、製作頂いたインソールを入れてシューズを履くとシューズ全体のフィット感が驚くほど良くなります。

予算に制限がある場合は、個人的にはシューズのグレードをひとつ下げてでもインソールを作ったほうが良いのではないかと思うほどです。

ご興味のあるかたは一度訪れてみてはいかがでしょうか?

Peaks Coaching Group – Japan

中田尚志

 

インソールの作り方

・カウンセリング

今回の新しい靴はホンの少し親指の爪が靴の天井に当たるのが気になること。純正のインソールだと踏み込んだ時に僅かに前にズレるのでシューレースをキツく締めなくてはならず、血流が悪くなることでした。

相談の結果、純正のインソール(厚さ4mm弱)よりもホンの少し薄く(3mm)することで爪先のクリアランスを作ること。かかと全体をサポートすることでシューズ全体のフィッティングを向上させることを狙って製作して頂くことになりました。

左が純正、右がオーダーメイド

 

 

・動きのチェック

・足型取り

・製作

・最終調整

・完成!

たった1mm弱ですが、爪はシューズに当たらなくなりした。またホールドが良くなったことでシューレースはキツく締めずに済むようになりました。

お勧めです!

 

アドバンスド・フット

564-0053 ​大阪府吹田市江の木町16-40-1F 

TEL : 06-6385-6051

https://www.advanced-foot.jp/

(一応書いておくと、ステマではなく自費購入の体験談です。またアドバンスドフット様に承諾を得て書いています。)