[Track] トラック世界選手権で驚いたこと その3 橋本英也選手
ベルリンのベロドロームは周長250m 幅員7.5m 最大傾斜は45°です。
オムニアムではこの狭いトラックを25名ほどの選手がひしめき合って走ります。
トップレベルの選手たちは勝負どころでは肘をぶつけ合いポジションを主張します。
写真はオムニアムでの日本の橋本英也選手とギャビン・フーバー選手
S/Fラインで接触し、落車を避けた橋本選手はペダルを外したまま1コーナーへ。
トラックバイクは固定ギアのため足を止めることは出来ませんしブレーキもありません。
加えてこのとき彼は安定性の悪いハンドルの肩の部分に手を載せるスタイルで走っていたので私も思わず「いった…。」と思いました。
しかしクランクが強制的に回っている状態から再度ペダルをキャッチし落車を回避。
事なきを得ました。
世界のトップで走っている選手はペダルの位置がどこにあるかを的確に捉えていますし、また危険回避能力も高いですね。
今回の世界選随一のナイスセーブでした!
#FootOutFlatOut… Track edition?#BecauseBikes pic.twitter.com/dGxdVpl1qy
— USA Cycling (@usacycling) April 1, 2020