Ride with HUNTER ALLEN
- 2014年07月2日
- 中田尚志ブログ
ハンターと朝練に行きました。
ベッドフォード郊外をぐるりと周る56kmのループです。
ここでハンター・アレン氏をご存じない方の為に少し説明をさせて頂きます。
氏はUSAC(アメリカ自転車競技連盟)レベル1コーチで元プロロード選手、パワートレーニングバイブルの著者であり、パワートレーニングの先駆者でもあり、五輪BMXチームのコーチを務めていた経験があり、二男一女の親でもあります。
そして当社Peaks Coaching Groupの最高経営責任者(CEO)です。
彼が作ったパワートレーニングのワークアウトは1,000を超え、今まで400人以上の選手を指導し1,000以上の勝利に導いてきました。
その彼が幾多のワークアウトを考案したコースを実際に走れるのは、日本で7年以上にわたり氏のパワートレーニングを行ってきた私としては非常に興味深いものがありました。
前置きはこれぐらいにして実際に走り出すと、元プロ選手のご多分に漏れず平坦の巡航速度が速かったです。
途中、犬に追いかけられたりしつつも「さぁローテーションを始めよう!」とか「次のコーナーを曲がったらヒルジャム(丘を何本もモガきながら越える事)だ!」などとメニューを入れてくるのは、さすが元プロ選手でありパワートレーニングのコーチといったところでしょうか。
メニューの間に行う自転車上での会話は万国共通で、ツール・ド・フランスの話から、日本の自転車文化、素晴らしい若手の台頭についてなどで盛り上がりました。
特に今アメリカでは若手の台頭が目覚ましく、それはNDP(National Development Program)という若手育成プログラムが機能している事が大きいのですが、その話題に及ぶと「どうやったら選手は強くなるのか?」と熱く語っていました。
ところでアメリカの自転車企業では、このようなカンパニーライドと言われるお昼や朝に社員が一緒に走りに行くライドが結構盛んです。もちろん上司と部下も一緒に走ります。
CEOのハンターは元プロ選手ですし、今でも結構走っているので年齢の割に驚くほど強いですが、ここ最近はソフトウエアの開発に忙しくあまり走っていませんでした。
さすがの彼でも結構苦しそうです。
ここで日本人サラリーマンとして生きてきた私に沸き起こった疑問
「最高経営責任者を振り切って山頂を目指すべきか?」
登りに入る前に「頂上まで約1kmだ。途中キツイがどんどん行ってくれ。VO2max領域を維持するがいい。」と言われた場合、正直にVO2Maxを維持する事がサラリーマン的に正解なのか、はたまた上司を立ててゆっくり走るのが正解なのか?
酸素が少なくなりつつある脳で「ひょっとしたら帰社後、パワーデータを見て”VO2Maxまで追い込めてないな”と言われるかもしれない。ここは飛ばそう。」「いや、ここはペースを落とし経営者を立てよう。」などと考え少々混乱してしまいました。
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http://www.usacycling.org/ndp/
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