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[Track] トラック世界選手権ベルリン Uber Jump

今日からトラック世界選のエピソードを再開したいと思います。
今回の移動に使ったのはウーバー・ジャンプ(Uber Jump)です。 自動車配車サービスのUberが運営するシェアEバイクです。
最大250Wもアシストしてくれるそうで、イメージは昔の非力な原付バイクにペダルが付いているような感覚で自転車を漕いでいる感覚は薄いです。
スーパーへの買い出しやジムに行くのに大活躍してくれました。
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(1) ウーバー・ジャンプの使い方
使い方は簡単でスマートフォンにウーバーのアプリをインストールするだけです。
アプリで近くにあるジャンプを探して、バーコードをスキャンするとロックが解除されてライド可能になります。
目的に着いたらロックして乗り捨てればOK
ただ指定地域以外で乗り捨ててしまうと追加料金がかかります。
大通りはだいたい指定地域です。
 
 
(2)価格
価格は20分1ユーロ(120円程度)、その後1分ごとに10セント(12円)追加されて登録したクレジットカードに請求されます。
路面電車が3ユーロぐらいだったと思うので30-40分圏内ならコチラのほうが安価で便利ですね。
ベルリンは公共交通機関が発達しているのですが、初めて行った街でそれを使いこなすのは難しいので気楽だというのもあります。

 
 
 
(3)問題点
問題点としては指定された区域以外に停めると余計にチャージされるようにはなっているものの、GPSが高精度ではないので私有地にも停めれてしまうこと。また指定エリア内でも邪魔になる可能性は充分あります。駐輪場所は利用者のモラルに依存してしまうことが問題でしょうか。
ちなみにジャンプはE-bikeの他にキックスターターもあります。(石畳の歩道を上手く進める気がしませんし、自転車道にせよ歩道にせよ走ると迷惑そうなので私は乗りませんでしたが。)
知らない街を知るには自転車が一番良いというのを再認識させられたウーバー・ジャンプでした。
IMG_3161のコピー
 
 
 
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PCG-Japanのメーリングリストをスタートします!
下記のURLにアクセスして登録頂けます。無料です!
登録して頂いた方にはトラック世界選手権で私が撮ってきた写真アルバムをシェア致します。ベルリンの街や世界選手権の雰囲気が伝われば嬉しいです。
アルバムは4/5頃配信予定です。
ご登録よろしくお願いいたします!
Peaks Coaching Group – Japan メールマガジン
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[Training] 小坂選手の夜練!

寒くてもたぬきが出てもトレーニング!
本当に尊敬すべきアスリートです。
 
フルタイムの社会人として働きながらレースを続けるのは大変なところもありますが、それ以上に得るものも多いと思います。
全国の社会人レーサーがポテンシャルの限界を引き出せると良いですね。
 
ビデオの中で彼も言っていましたが安全第一は本当に大切です!
朝練・夜練に関わらず必ずライトとLEDフラッシャーは点灯してトレーニングに励んで頂きたいと思います。
 
 

 

 

中田尚志
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[Covid-19] コロナに対しアスリートとコーチがすべきこと

やむことのないコロナの拡大により不安を感じる日々ですが、それに対処するためのウェビナーが Peaks Coaching Group でありました。
 
「コーチ&サイクリストはCovid-19にどう立ち向かうべきか?」
講師:クリステン・ディーフェンバック博士
(ウエスト・バージニア大学准教授、自身もPCGコーチでコーチを育成するための教育を大学で研究している方です。)
 
ご参考になればと思いシェアしておきます。
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1.コロナが私達に与える影響
コロナ感染の不安と共に社会が変わることへの不安が恐怖を感じさせている。(健康への不安・・経済的な将来への不安・景気後退・ソーシャル活動のストップなど)
不安は恐怖に変わりやがってはパニックになりますが、そうならないように冷静に問題点をあきらかにして対応方法を考えることがアスリート・コーチに求められます。
トイレットペーパーがなくなったからといって救急車を呼ぶようなパニックを起こしてはいけません。(実際アメリカで起こった)
2.自転車で何が出来るか?
・自転車はメンタル・フィジカルの健康を保つのに有効
・スポーツによりポジティブなコミュニティを保てる
・心身ともに良い影響を与えるフレッシュな空気を吸える。
・日光にあたるのはビタミンDの補充になる
 
 
3.今すべきこと
・失うことに注目することよりも、この機会に出来ることを見直す。
(食事・睡眠・習慣の改善など)
4.コーチがすべきこと
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アスリートには段階を追って対策をしていく方法を提示することが大切。
目標としていたレースやが無くなることへの喪失感の対処には時間が必要。
五輪に全てをかけて4年間頑張ってきた選手が目に見えないウイルスによって五輪の開催自体が危うくなるショックは容易に想像できます。
同じようにアマチュアアスリートにとっても目標としていたレースを失うショックは大きいですし、健康を損ねたり経済力を失う恐怖は計り知れません。
段階を追った対策
・時間を与える(悲しみや怒りを鎮めるには時間が必要。性急にトレーニング復帰を強要すべきではない。)
・何を失い何を失っていないかを認識(あきらかに)させる。
・今できることを見つける(単独のトレーニング、自宅での補強、具体的な弱点強化のポイントの明確化および強化など)
・目標の再構築を行う
・再度集中して行く(次のゴールを見つけて集中していく)
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今のところレース再開の目処も平穏な日々が戻る日がいつになるのかも分かりませんが、出来ることや、今しか出来ないことを見つけて取り組む姿勢が大切だとクリステンは言っています。
ご参考頂ければ幸いです。
中田尚志