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[トレーニング] 年末の事故に注意!

警察の発表によると交通事故発生件数が一番多いのは12月。

理由はやはり年の瀬とあって気忙しいからのようです。

 

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仕事は忙しさを増し、忘年会などのイベントも増えてきます。

そういった中でストレスや体調不良で運転しているドライバーも多いでしょうし、もしかしたら居眠り運転している人もいるかもしれません。

 

その為、サイクリストは12月はいつもより更に注意深く走る必要があります。

事故を防ぐ対策
・昼間でもフラッシャーを前後につける。
・遠回りでも安全な道を選ぶ。(見通しがよく通行量の少ない裏道など)
・時間に余裕を!(年末はドライバーだけでなくサイクリストも忙しい!)
・夜間はローラーに切り替える(死亡事故が一番多い時間帯は夜間)

12月は1−2月に行う乗り込みの体調づくりをする季節です。
この時期にケガや病気をすると乗り込みに影響しますから、特に気をつけることが重要です。

安全に気をつけてトレーニングを進めてくださいね。

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Peaks Coaching Group – Japan
中田尚志

グラフは内閣府ウェブサイトより

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CXのすゝめ

今週末はアメリカでシクロクロスの全米選手権があります。
場所はケンタッキー州のルイビル。

コースは2013年に世界選が行われた公園からほど近い別の公園。

レースに先立ってコース下見の映像が公開されました。

(1)コース
序盤: スタート後は幅員の広い直線路で足があれば後ろからでも上がりやすい走路

中盤: オフ・キャンバー(斜面)の箇所が連続しテクニックと脚力を必要とされる。

後半: フィニッシュ直前にはスキルと度胸がある選手ならジャンプでクリアできるシケインがある。

 

もし勝負が最後までもつれ込んだら、ここを上手くクリアした選手が勝つでしょう。

 

 

(2)シクロクロスのすゝめ

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シクロクロスは、自転車レースに必要な要素が凝縮されています。

 

シクロクロスに取り組むメリット

・1h高強度で走れる脚力

・悪天候や低温に適応する能力

・テクニックと度胸がつく

・苦しさがトラウマになりにくい

 

 ひと冬CXレースに取り組めば、春先悪天候のロードレースに出る時に「自分にとってはこの天候は有利だ」とさえ思えると思います。

また落車を避けるテクニック、度胸勝負で突っ込むべきか(その方が安全な場合もある)、それとも慎重にハンドリングすべきかの判断能力も向上します。

落車しても路面が柔らかいためにケガが少ないし、非常に強度が高いにも関わらずオフロードを走るのが楽しいために苦しさがトラウマになりにくいのもロード選手にお勧めの理由です。

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(3)シクロクロス用語
国によってシクロクロス用語は若干異なります。
英語の場合は下記の用語を覚えておくと便利です。

・Cyclo-cross シクロクロス→ 英語 Cycle-cross (サイクルクロス)
・シケイン →英語 obstacle(オブスタクル=障害)もしくはPlank(プランク=板)
・ゼッケン →英語 race number(レースナンバー)もしくはbib number(ビブナンバー)

今からレースが楽しみです!

 

Peaks Coaching Group – Japan

中田尚志

 

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[サイクルスポーツ1月号] イメージの重要性

パワートレーニングの基本は、ターゲットのパワーゾーンを狙い撃ちしてワークアウトを進めることです。

そうすることで、強化したいエネルギーの供給システムごとに強化が出来るからです。

しかし、トレーニング効果を最大化したければ単にターゲットをフォローするだけでは不十分です。

パワーゾーンごとに「イメージ」を持ってワークアウトを進めるとより効果を高めることが出来ます。

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このワークアウトを行うときは、例えばツール・ド・フランスの超級山岳をイメージします。

(1)前半 0-7分
前半のVO2Max / SSTは山岳の麓からペースが上下しながら集団が削られていっているイメージです。
その為、VO2Maxでは踏みすぎずSSTではいかにリラックスして回復させるかがポイントになります。

(作るべきはライバルのアタックに対応しながら集団に残るイメージです。集団からこぼれるイメージではありません!)

 

 

(2)中盤 7-14分
中盤のVO2Maxは集団の人数を更に絞るために自身が「踏んで」集団を削るイメージ。

 

 

(3)後半 14-20分
後半のVO2Maxは、いよいよ勝負のアタックに出るイメージです!

繰り返されるペースアップで足には来ていますが、SSTで何とか回復させて、最終的にライバルを振り切るつもりでVO2Maxを行いましょう。
その為、最後の数本はオールアウト覚悟の「本気踏み」です。

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このようにイメージをもつことで、よりテンションを高く保ち、実戦に役立つトレーニングを行うことが出来ます。

ワークアウトを眺めて自分なりのイメージを作ってトレーニングするのがお勧めです!

詳しくは発売中のサイクルスポーツ1月号をご覧くださいね。